わたしは新作に挑戦するタイプではない。
どちらかというと、気に入ったものをずっと使い続けるほうだ。
ドラマや映画でもそう。
決まってみるドラマや映画がある。
前向きになりたいときは決まって「マイ・インターン」「プラダを着た悪魔」をみる。
そう! わたしはアン・ハサウェイが好き。
アン・ハサウェイのことについてもちろん話したいけどまたの機会にする。
だって、いまのわたしは胸キュンがしたすぎてしたすぎて仕方ない30過ぎのおばさんなのさ。(きもい)
おばさんだって胸キュンしたいのさ。
毎日したいのさ。いや毎日してたらカラダがもたんな。
週1?
月1?
どうでもいいけど、定期的に胸キュンしないと心が潤わんのです。
普通に生活してて胸キュンすることなんてあります?
結婚して7年もたてば夫で胸キュンすることなんてまずないんですよ。
ドキドキすることはあっても危機的なドキドキしかもうないのが現実。
また飲みに行きやがったな。
今日はいくらお金つかってくるんだ?というようなドキドキしかね。
さ〜さ〜さ〜
今日も胸キュンよろしくお願いします。
と決まってみるドラマ「恋がヘタでも生きてます」
そうです。田中圭様様様ですよ。
今回はこのドラマについてちょいと話したいと思います。
恋がヘタでも生きてます
2017年に日本テレビの深夜帯の時間に放送されたラブコメドラマ。
原作は藤原晶さんの漫画です。
簡単にあらすじとキャストのご紹介を。
あらすじ
登場人物全員、「恋がヘタ!」
「好き」の次って、なんだっけ!?
「仕事が大好き」「社長になりたい」女が、ちょっと恋をしそうになったら、その男に社長の座を奪われて・・・
夢だった素敵な結婚を目前にした女は、あと一歩のところで相手が浮気。
しかも理由は「セックスが・・・」
2人の女性の前に現れる「完璧男」と「セフレ男」
恋ヘタな男女が繰り広げる、不器用で赤裸々すぎる恋愛模様。
キャスト

このドラマの魅力は4つ
全12話の内容をたった4つに絞ることなんてまず無理な話なわけで・・・
胸キュンのシーンなんかありまくるわけで・・・
それをさ、全部話してもいいんだけど、このドラマは胸キュンだけが魅力ではないんだよね。
それをどうしても話したくって。
だって、わたし自身が恋ヘタ女子だからさ。
① なにを隠そう! 田中圭による胸キュン炸裂
もう言わなくてもわかってるだろうけど
胸キュンするためにみてるドラマなんだから胸キュンが最大の魅力。
絶対見るときはイヤホン必須です。
田中圭さんってあんな甘いフェイスなのに
急にささやいたりするんですよ。笑
「え? 待ってよ。それずるくない?」
っていうシーンが多すぎる問題。(決して文句ではございません。)
そんなんされたら、ブっ倒れるよ!!? 失神KOです。
っていうシーンをひとつだけ紹介したい。
もう昨日もみてたら
わたし・・・歯食いしばって両手グーにして「ううう〜〜〜」って声押し殺してましたわ。
その問題のシーンは第4話。
旅館にお泊まりする流れになり、ま〜大人ですから。そういう流れになりますよね。
ここで雄島社長がそりゃ男ですからカンペキなリードをしていくんです。
はいはいはい。お手のものですよね?という感じでベッドまでいくんです。
美沙「ああ〜ちょっと・・・せめて電気を・・・」
雄島 ー 電気を消す ー
美沙「まだ明るい・・・(ランプがついてるから)」
雄島「顔を見せて」
美沙「いや、シャワーも浴びてないし・・・」
ここで雄島はなんて言ったと思います?
雄島「大丈夫・・・大丈夫(めちゃくちゃ甘い声でささやきやがった)」
そうです。「大丈夫」を2回言うんです。
重要なのが2回目の大丈夫の言い方。
なんでそんな甘い声で言うの。イヤホンで聞いててビックリした。
こんなん言われたらもう動けんやん。
ずるいやん。雄島社長演じる田中圭ずるいやん。ってなるシーン。(けして文句ではございません。)
このあとに美沙の心情が分かりみがすぎるので次でご紹介。
② 恋ヘタ女性その1 美沙の心情に共感
雄島によるリードの最中、美沙は内心あれこれ考えます。
もうこれが分かりみなんです。
その心情が共感の嵐だったのでご紹介します。
雄島「大丈夫・・・大丈夫(めちゃくちゃ甘い声でささやきやがった)」
雄島による大丈夫攻撃をうけたとき
美沙の心情『わたしが大丈夫じゃないんだってば〜〜〜』という心の叫びが共感の嵐。
そのあとも心情というか妄想がつづきます。
完全に主導権握られてる。
この人経験豊富そう。
わたしが経験少ないって知ったらひかれちゃう?
見かけだおしとか思われちゃう?
なれてる・・・めっちゃなれてる
どうしよ抵抗できない
このまま流されたら絶対後悔する。
仕事もプライベートも何もかもこの人の思うままになっちゃう。
・・・本当にそれでいいの〜?
やっぱりムリ〜〜〜!!!って雄島をドーンっと突き飛ばす(ここ笑えます。)
もう本当にこの心情がわかる。
というかこのシチュエーションをどんなに予想していても
いざ、はじまるとアレコレ考えてしまって全然集中できない。
不器用というかヘタというか自信がないのでしょうね。
いまだにアレコレ考えてしまって苦手です。
手をつなぐのもキスするのも自分からはムリです。(なにを暴露してんねん。)
③ 恋ヘタ女性その2 千尋がうらやましい
千尋ちゃんがま〜いい女なんですよ。出来杉君というか。
健気で純粋で料理もできて、女性らしい女性。
なれるものなら、なりたい思うような女性像です。
婚約者が浮気していることを知る。
その理由が「セックスが・・・」というなんともヘビーな内容。
わたしはこの深夜帯のドラマだったから放送できたんだろうなっていうこのストーリー性にとても刺さるものがあって。
というのも自分がマグロだからです。
(え〜え〜え〜わたしはなにを伝えたくてこれを書いてるんだ?)
なにがうらやましいかって。
その悩みを克服するために行動する勇気に感動したからです。
冷静に考えたら、現実世界ではタブーですよね。
セックスを教えてもらうために体の関係をもつなんてことは。
でもね、、、それが許されるならわたしも受けたいと思う。
体の相性ってそんなに大事ですか?と聞くシーン。
そして相性も大事なんだと気づくシーン。
千尋という女性の純粋さと勇気ある行動でどんどん魅力的な女性になっていくその姿に1番心奪われたと言っていいかもしれない。
だから「うらやましい」のである。
わたしにはもうそんな経験はできないから。
ま〜マグロだからレスなんでしょうけど笑(だからなんの暴露やねん。)
④ 主題歌が最高すぎるよね
ドラマの魅力って演技力とかストーリー性ってもちろんあるけど
個人的に主題歌って重要だと思っていて、そのドラマを象徴する部分だと思うんです。
それがバッチリハマったのがこの主題歌。
秦基博さんの「Girl」ですよ。
2013年発売のアルバム「Signed POP」に収録された曲が4年の月日をへて主題歌に抜擢されたんです。
しかも、この曲は秦さんの娘さんに向けて作った曲。
それが曲調と歌詞。秦さんの歌声が全部マッチしているんですよね。
出だしでもう感情が爆発します。
たった3文字「ふわり〜♪」で世界がブワ〜って駆けめぐります。
包まれるというのでしょうか? 幸せという風がつつみこんでその先へと連れて行ってくれる感じがドラマとマッチしていて主題歌込みでわたしは大好きなドラマなのです。
この曲を主題歌にしたいと思ったスタッフさんに拍手。
そしてここでこの曲を流すって決めたスタッフさんにも拍手。
ドラマ制作のスタッフってすごいね。
タイミングをミスったらおじゃんだもんね。すごいよ。本当に。
語り尽くせない
もちろんこのドラマは田中圭演じる雄島社長による胸キュンをたくさん心の栄養にすることなのだ。
目的はなんと言っても胸キュン。
その軸はブレない。
何度も胸キュンシーンを繰り返し繰り返しみて
ひとりで興奮するのだ。30過ぎのおばさんが。痛い。そう痛いのだ。
でもいいんだよ。人生楽しく生きるってそういうこと。(どういうこと)
でもね、それだけじゃないんだよ。
わたしも恋愛に臆病で自信がなくて、不器用。
だから素直になることも難しい。
変なプライドがいっつも邪魔する。
恥ずかしい、とかなんか負けてる気がしてイヤだとか。
でも行動しなければ、一歩踏みださなければ
なにも状況は変わらないのだ。
待つばかりではいけない。
行動する勇気がいかに大切なのかがわかるドラマである。
この先の未来を変えていくには行動することなのだ。
不器用だけど、不器用なりに一歩踏み出す勇気。
いまだに夫にたいして臆病になる時がある。
そんなときはこのドラマをみて背中をおしてもらうのだ。